【EDH】熱烈の神ハゾレト
僕はハゾレトが大好きです。
昨年マジックに復帰した際、パイオニアで初めて作ったデッキがラムナップレッド。
それをもって一人でショップに行き、今では多くの友人ができました。
感謝してもしきれない、思い出のカードです。
せっかくだからハゾレトでEDHを組みたい。そう思ったのです。
が。
ない。
どこを探しても、まともに組まれたリストがない(実は一つ参考にしたリストがあるのは内緒)。
なければ自分で作るほかない。まずはリストを見てほしい。
ジェネラル(1)
熱烈の神ハゾレト/Hazoret the Fervent
ジェネラルシナジー(5)
姥の仮面/Uba Mask
ギラプールの宇宙儀/Ghirapur Orrery
生体融合外骨格/Grafted Exoskeleton
生体融合帽/Grafte
無のブローチ/Null Broochd Skullcap
クリーチャー(11)
ゴブリンの溶接工/Goblin Welder
ミリキン人形/Millikin
ゴブリンの太守スクイー
/Squee, Goblin Nabob
月の大魔術師/Magus of the Moon
輪の大魔術師/Magus of the Wheel
強欲なドラゴン/Avaricious Dragon
ラクドスの地獄ドラゴン
/Rakdos Pit Dragon
真面目な身代わり/Solemn Simulacrum
マスティコア/Masticore
アゴナスの雄牛/Ox of Agonas
業火のタイタン/Inferno Titan
エンチャント(4)
死の国からの脱出/Underworld Breach
血染めの月/Blood Moon
大地の刃/Land's Edge
実験の狂乱/Experimental Frenzy
リセット(7)
汚損破/Vandalblast
地震/Earthquake
壊滅的な夢/Devastating Dreams
壊滅/Devastation
焦熱の合流点/Fiery Confluence
燎原の火/Wildfire
破壊的な力/Destructive Force
ドロー(7)
ギャンブル/Gamble
信仰無き物あさり/Faithless Looting
無知の喜び/Ignorant Bliss
Wheel of Fortune
未来を点火/Ignite the Future
炎の中の過去/Past in Flames
魂の再鍛/Reforge the Soul
火力(4)
小悪魔の遊び/Devil's Play
稲妻の斧/Lightning Axe
飛来する石弾/Volley of Boulders
紅蓮操作/Pyrokinesis
プレインズウォーカー(6)
槌のコス/Koth of the Hammer
反逆の先導者、チャンドラ
/Chandra, Torch of Defiance
屑鉄の学者、ダレッティ
/Daretti, Scrap Savant
炎の心、チャンドラ
/Chandra, Heart of Fire
大いなる創造者、カーン
/Karn, the Great Creator
人知を超えるもの、ウギン
/Ugin, the Ineffable
マナアーティファクト(15)
魔力の墓所/Mana Crypt
金属モックス/Chrome Mox
オパールのモックス/Mox Opal
水蓮の花びら/Lotus Petal
モックス・ダイアモンド/Mox Diamond
Jeweled Amulet
永遠溢れの杯/Everflowing Chalice
太陽の指輪/Sol Ring
魔力の櫃/Mana Vault
通電式キー/Voltaic Key
多用途の鍵/Manifold Key
精神石/Mind Stone
厳かなモノリス/Grim Monolith
ダークスティールの鋳塊/Darksteel Ingot
スランの発電機/Thran Dynamo
マナ加速(5)
炎の儀式/Rite of Flame
捨て身の儀式/Desperate Ritual
発熱の儀式/Pyretic Ritual
煮えたぎる歌/Seething Song
猿人の指導霊/Simian Spirit Guide
土地(35)
山/Mountain (32)
ダークスティールの城塞/Darksteel Citadel
発明博覧会/Inventors' Fair
ケルドの巨石/Keldon Megaliths
デッキを0から作るにあたって考えたこと。
それはハゾレトの特性と、EDHというフォーマットの特性。
ハゾレトの特性で最も重要なものはなにか?
それは手札を捨てる起動型能力だと考えます。
3マナで各対戦相手に2点と、言葉にするとしょうもないけれど、多人数戦なら話は別。
3人に飛べば3マナで6点。自身で殴るよりも打点が出ます。
モーギスと違って、1ターンに複数放てるのも大きいです。
逆に、あまりEDHにおいて重要でないと考えたのが速攻とスタッツ。
パワーが5なので少し大きめのブロッカーでビタどまりしてしまうし、必要な殴る回数も多い。パワー7や11の速攻はキルターンの関係上重要だと思うけれど、ハゾレトの場合5回同じ人に殴りかかっている間に除去・ブロッカー・コンボいずれかが来るはずです。
加えて、破壊不能もあまりあてにはできません。
剣を鋤に、流刑への道、四肢切断、毒の濁流、黒の太陽の頂点、サイクロンの裂け目などなど、モーギスらテーロスの神々と違って常にクリーチャーであることが災いし多くのEDH汎用除去に引っかかります。
けれども、悪いところばかりでもないのです。
同じく汎用除去の滅び、神の怒りなどは喰らわないし、地上クリーチャーに対しての不死身ブロッカーとして立てておけます。また、自分の破壊系リセット呪文との相性もいいです(マナ基盤まで吹き飛ばすと手札がたまって攻撃条件が達成できないので、ジョークルホープス、抹消とは相性が悪いです)。
これらのことから、ハゾレトは殴り統率者としてではなく、赤単のコントロールデッキの守り兼ダメージソースとして運用することにしました。
まず目指すのは1~3ターン目にハゾレトもしくは妨害置物、プレインズウォーカーを設置すること。あとは正直な何を引くかで大きく動き方が変わるので一概には言えないけれど、大筋は「過度にヘイトを買わないよう立ち回りながら、じわじわアドとライフで差をつけていく」これに尽きます。対戦相手が気づいた時にはもう遅い、という勝ちを目指します。ボードゲーム的な感じが楽しめますね。
見慣れないカードばかり。
しかしだんだんハゾレトのために開発されたのではないかと思えてきます(そんなことはない)。
特に無のブローチは2種類の「キー」で使いまわしたりもできます。見えているカウンターってやらしいですよね。
相手のターンはなるべく手札を0か1にして守りながら、自分のターンはエクストラドローや7ドローで2~3アクションしていきます。
土地が2枚来た場合や、戦況からいらないと判断できたカードはさっさとハゾレトで投げます。躊躇しないことが大事。
頃合いを見て、マナファクトで基盤ができていれば土地は対戦相手もろとも吹き飛ばし、手札を投げながら詰めていきます。
投げる手札にも一工夫ということで、フラッシュバックもちの飛来する石弾や、無限の弾スクイーを。墓地がめちゃくちゃにたまっていくデッキなので、アゴナスの雄牛や炎の中の過去での再利用も視野に。なんならこのデッキで一番強いのはアゴナスの雄牛です。ギャンブルをひいたら魔力の墓所か牛を持ってくるべき。
あと、山はアモンケットのピラミッドが描かれているもので統一しています。基本土地はこだわり得ですよ。
以上、ハゾレトの紹介でした。
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